MieNaPressは
(株)日本統計センター
が運営しています。

Vol.118 今日死ぬかも

 

 仕事がら人口についてのデータを目にする機会は多いのですが

 そこから自分の『死』をイメージしたことはこれまでありませんでした。

 人口動態統計という統計調査のデータからふと気になった『死』について書いてみたいと思います。

 

人口動態統計

 平成29年人口動態統計によると年齢別に見た年間死亡者数は下表のとおりです。

平成29年度人口動態調査 性・年齢別死亡率

 筆者は今年44歳のおじさんです。40~44歳男性の年齢区分を見ると1年間で10万人あたり116.7人が死亡するとなっています。

 筆者が1年以内に死ぬ確率は概ね0.117%ということです。

 1,000人に1人ならまぁ大丈夫かなという感じですね。

 もう少し長い期間で10年間生きられるかどうか考えてみましょう。

 

統計のお話

 死亡率のように一定期間にある事象が発生する確率を計算する場合、確率計算はややこしく考えがちですが実は

“10年以内死亡率=1年目の死亡率+2年目の死亡率+・・・10年目”

と単純に足し算するだけで近似することができます。

 44歳から53歳の10年間を計算すると

44歳死亡率=0.1167
+45歳死亡率=0.1896
+46歳死亡率=0.1896
+47歳死亡率=0.1896
+48歳死亡率=0.1896
+49歳死亡率=0.1896
+50歳死亡率=0.3049
+51歳死亡率=0.3049
+52歳死亡率=0.3049
+53歳死亡率=0.3049


10年以内死亡率=2.2843

 死亡率は約2.3%なので、生存率は100-2.3=約97.7%です。

 同様に、性・年代別に10年以内死亡率を計算してみました。

 皆さんの年齢ではどうでしょうか?

10年間死亡率

 なかなか死なない気もするし、運が悪いと死んじゃうかも、そんな数字ですね。

 私の場合、今後10年間で同級生100人のうち2~3人のお葬式に呼ばれるのか・・・

 いや、自分の葬式か・・・

と考えると『死』は近いものだと気付かされます。

 

その日を死番と心得るべし

 そんなことを考えていると思い出した言葉があります。

 戦国武将 藤堂高虎の言葉です。


 『寝屋を出るよりその日を死番と心得るべし。
 かように覚悟極まるゆえに物に動ずることなし。これ本意となすべし』


藤堂高虎像

 「今日死ぬかもしれない」と、『死』を意識して今日を生きれば、どんなことにも動じず立ち向かっていける。

 そのようなお言葉です。前向きに刹那的に今日を生きることが実りある人生につながる。

 高虎先生はそう教えてくれている気がします。

 

おわりに

 さあ! 今日の仕事も 明日の遊びも 全力で立ち向かい 実りある人生にしていきましょう!

 最後までご拝読賜りありがとうございます。皆様によい人生を!!

 

 参考文献  :虎の城〈上・下〉(祥伝社文庫/火坂雅志著)
 データ出典 :平成29年人口動態統計(厚生労働省)

 

 このレポートの全部または一部を無断でコピーすることは、著作権法上での例外を除き禁じられています。


【お願い】

 レポートを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 弊社では、当サービスをさらに充実していくために、読者の皆様にレポートの評価をお願いしています。

 あなたの評価に合うボタンをクリックしてください。

 よろしくお願いいたします。


この記事はどうでしたか?役に立ちましたか?面白かったですか?
  • 1点 (0)
  • 2点 (1)
  • 3点 (0)
  • 4点 (5)
  • 5点 (15)

Comments are closed.