マーケティングや様々な分析業務を行う中で重要な統計指標として人口データがあります。今回はこの人口データについて国勢調査での人口と住民基本台帳での人口を比較しながらその違いをみていきたいと思います。本来同じ人口なので近い時点のデータはほぼ同様な数値であるはずなのですが、結構差のある場合もあります。
1.全国ベースでの比較
国勢調査人口と住民基本台帳人口は、国勢調査時点の常住地と住民登録地との食い違いにより差が生じると考えられます。しかし、全国計の人口でみれば地域間のこの違いは相殺されるため、差は小さいのではないかと思われますが、具体的にどの程度の差があるのかを見ていきましょう。